はっちゃんZのブログ小説

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85.秋の道東旅行2(阿寒湖湖畔にて)

阿寒湖の湖岸にいるたくさんの観光客が目に入って来る。
本日の宿泊ホテルの「ニュー阿寒ホテル」へチェックインして荷物を預けて外出する。
先ずは「阿寒湖遊覧船」へ向かう。
ちょうど出航する時間で定期便航路一周約18キロ85分コースのチケットを買い乗り込む。
遊覧船というには結構大きな船で3階建ての大型船で、
たくさんの観光客が3階のデッキにも並んで出航を今か今かと待っている。
船内放送で阿寒湖の説明が流れて来る。
阿寒湖は、阿寒摩周国立公園に含まれ、道東エリアを代表する観光地である。
淡水湖として北海道で5番目に大きく、特別天然記念物のマリモやヒメマスが生息している。
面積は13.25 km2、周囲長は25.9 km、最大水深は45.0 m、平均水深は17.8 m、
水面の標高は420 m、透明度は5.0 mである。
成因はカルデラ湖・堰止湖である。
周囲はエゾマツ、トドマツなどの針葉樹林やナラなどの広葉樹も混ざる深い森に覆われて、ヒグマ、エゾシカ、キタキツネ、エゾリス、モモンガなどのお馴染みの野生の動物が多く生息している。
湖には、大島、小島、チュウルイ島、ヤイタイ島という4つの島があり、
そのうちチュウルイ島にマリモ展示観察センターがある。
気候としては年平均気温がわずか3.7度で、1月と2月の平均最低気温は-17度を下回る。
この湖面は冬には全面が結氷しており、ワカサギ釣り、スケートなどのウィンタースポーツが盛んに行われ、阿寒湖氷上フェスティバル・冬華火などの大型イベントも開催されている。

やがて静かに遊覧船が桟橋を離れていく。
船は出航後すぐに南岸に沿って反時計周りに進み小島、大島を左舷に観ながら湖畔の滝口へ着く。
この滝口は、阿寒湖畔エコミュージアムセンターのある場所で、雄阿寒岳登山口にもなっており、阿寒湖南東端にある細い入り江の終点で阿寒湖唯一の流出河口となっている。
この場所は二つの水門が整備されていて、そのうちの一つが太郎湖へと注いでいる。地名「滝口」の由来は太郎湖から流出した水と阿寒湖から自然漏水した水とが合流し滝のように流れ出していることから名付けられたらしい。
この場所は、湖面に小さな島のように岩がたくさんあり、そこにコケやアカエゾマツなどの植物が育ち、まるで日本庭園のような景観が楽しめ、春にはエゾムラサキツツジ、夏にはハクサンシャクナゲ、秋には紅葉、冬には結氷した阿寒湖がみられるなど、四季を通して阿寒湖の自然が感じられる場所ですと船内放送が流れて来る。
そこから湖岸に沿って標高1371m雄阿寒岳を右舷に見ながら湖の北側にあるチュウルイ島へ向かう。
360度パノラマで黄色や赤色などの秋色に染まりゆく山々や深い森、
東側に雄阿寒岳、南西側に噴煙たなびく活火山の雌阿寒岳、北側に阿幌岳が見える。
深い藍色の水面を覗き込むと素早い小さな魚影が目の前を横切る。
観光客もその風景に圧倒されているのかその雄大な自然を静かに見つめている。

しばらくすると「チュウルイ島」へと着いた。
この島は、「マリモ展示観察センター」のある島で、
この“チュウルイ”と言う言葉は、
アイヌ語のチュウ・ルイ(ciw-ruy=激しい・流れ)に由来する。
早速島の北西部分にある桟橋に降りて島へ上陸すると、
目の前に色づき始めたこんもりとした森の小路が現れる。
その森の小路の入り口には「マリモ展示観察センター」の標識がある。
その小路に沿って歩いていくと六角形のドーム状の「マリモ展示観察センター」が現れる。

阿寒湖のマリモをご存知でない方はおられないとは存じますが、
この阿寒湖のマリモは、美しい球状体を作るため国の特別天然記念物に指定されており、環境省絶滅危惧種に指定され、天然記念物に指定された3月29日は「マリモの日」とされている。
分布としては、日本では、北海道および東北地方から近畿地方の湖沼に点在して分布し、日本国外では、ヨーロッパ北部、ロシア、北アメリカ等に分布する。
1753年にカール・フォン・リンネ博士がスウェーデンのダンネモーラ湖からマリモを採取して学名をつけ、1897年(明治30年)に札幌農学校(現・北海道大学)の川上瀧彌氏が阿寒湖西岸の尻駒別湾で発見し、その形状から「マリモ(毬藻)」という和名が付けられた。
北海道内のその他の生息地域としては阿寒湖と釧路湿原塘路湖シラルトロ湖があるが、国内のその他のエリアでは1956年に富士五湖でマリモ(フジマリモ)が発見され、東北地方や北陸地方、琵琶湖などの本州各地で生息が確認されているが、日本で学術的にマリモの存在が確認されたのは、阿寒湖のマリモが一番早く最も有名となった。ただこれらの地域の中で巨大なマリモが球体で群生しているのは阿寒湖と小田原湖、アイスランドのミーバトン湖やエストニアのオイツ湖だけである。
マリモ(毬藻)は、学名Aegagropila linnaei、淡水性の緑藻の一種で、生物としてのマリモの一個体は小さな糸状の繊維(糸状体)で、球状になる集合型のほかに、綿状の浮遊型、湖底の石・岩や湖岸のロープ、杭など人工物につく着生型としても生息している。通常多くの生息地では、マリモは糸状体の形態で暮らし、球状の集合体を作らない。国内では阿寒湖の湖底でのみ巨大で球状のマリモが生息している。
阿寒湖の緩やかな流れにより湖底でコロコロと転がされて大きく球状になったらしい。
北海道の先住民族アイヌは昔からマリモの存在を知ってはいたそうだが、食料になるわけでもなく、湖にたくさん生息しており、湖面に漂ったり、時化の後に湖岸に大量に打ち上げられたりして、珍しいものでもなんでもなかったし、アイヌ語で「トラサンペ(湖の化け物)」と呼んだりもしたいたらしい。

「マリモ展示観察センター」の中に入って行くと様々な工夫が凝らされて展示されている。
マリモの一生とかのマリモの色々な情報や現在の湖底のマリモの群生地に設置された水中カメラからの映像や、太い倒木が沈んで苔蒸した湖底をイメージした大きな水槽が展示されており実物のマリモをじっくりと見ることができた。
子供達は物珍しそうに水槽の前で
『大きいね』『丸いね』『ボールみたい』とか話しながらじっとみている。
意外だったのは、ぱっと見た目は柔らかそうなのに実際には硬い藻で、手で触れるとチクチクとした感触があるとの説明を聞いて、我が家の水槽の藻と大幅に違った点だった。
それ以外に屋外には阿寒湖に生息するイトウやアメマスなどを観察できるコーナーや、ビューポイントとしても好評な半円形の展望スペースもあり家族全員で阿寒湖を背景に記念撮影を撮った。
やがて時間が来たので遊覧船へと戻り湖の右舷に西岸を見ながら白龍神社のあるヤイタイ島を望み一路桟橋へと向かっている。やや傾きかけたもう弱弱しくなった太陽の光が西岸の湖面を照らしている。

遊覧船から降りて「ニュー阿寒ホテル」へと向かう。
このホテルは、神秘の湖「阿寒湖」のほとりに佇むリゾートホテルで、インフィニティスパ「天空ガーデンスパ」からは湖と一体になるような眺望が見え、夜は星空を見上げる極上のスパタイムを体感できるそうな。地場産にこだわった食事も魅力で、シェフの実演コーナーを備えた彩豊かなビュッフェではズワイガニやお寿司・ジンギスカンなど北海道らしいメニューでおもてなしをすると評判である。
フロントに預けてあるカバン類は全て部屋へと運ぶと言付かっている。
立派な玄関から入りロビーを見上げる。
このホテルのロビーは、8階まで吹き抜けのアトリウムロビーで天井にまたたく星座が見下ろし、
中央にはお客様のお出迎えする象徴のモニュメントがある。
ちらほらと宿泊客の数名はロビーにあるソファに座ってウェルカムドリンクを飲んでいる。
エレベーターに乗って予約している和室へと入る。
コンシェルジュの話では、この部屋は当館で一番人気の美しい阿寒湖を目の前にしたレイクビューの部屋で、華やかなゆったりした作りの調度品が美しいシャングリラ館の和洋室で美しい掛け軸や梁の飾り彫りが格調高い雰囲気を演出しているとのことだった。
確かに立派な物なので子供達に調度品にはあまり触らない様に言い含めた。
窓際の椅子に座り、美波が淹れてくれたお茶を飲みながら、
太陽の傾きにより刻々と変わる阿寒湖の美しい湖面の色彩に目を奪われた。

荷物の片づけが終わったのでみんなでお風呂へと入ることにした。
雄樹は母親の静香と一緒に行くと言うので慎一は一人で大浴場へ向かう。
最上階9階にあるガラス張りの窓から湖が見下ろせる岩風呂の大浴場「雲海」へ入る。
たっぷりの湯に浸かりながら窓から阿寒の絶景を見る贅沢な時間だった。
大浴場内にある岩の組み合わされた露天風呂へ移動する。
浴槽内に沈められているデッキチェアに座ると
ちょうど風呂の水面と目の前に広がる阿寒湖の湖面の境目が無くなり二つが一体化し、
自分がまるで阿寒湖に浸かっている様な錯覚にとらわれるのだった。
そういう錯覚の中で阿寒の雄大大自然を眼下に見下ろしながら、
『アー』と言いながら阿寒湖に溶け込む様な名湯に身体の隅々まで浸した。
慎一は家族の事を思い、
しみじみと今までの人生を振り返り人の出会いの不思議さを嬉しく感じた。
風呂も十分堪能したので大浴場から出ると何と偶然家族と顔を合わす。
女湯の大浴場の名前は『天舞』で大理石風呂と露天風呂があったらしい。
なかなか子供達の活発な動きからは目が離せない中で
どちらの風呂も阿寒の自然がとても雄大で綺麗だったと静香と美波が話していた。
何とはなしに美波の表情が明るくなった様に感じて慎一は嬉しかった。
それ以外に大浴場にはサウナ風呂も設備されているが今回は使用しなかった。

部屋に戻るとレストラン「フェリシェ」へ向かう。
料理スタイルはいつもの様にブッフェスタイルを選んでいる。
このレストランは森と湖の80品リゾートブッフェと銘打たれており
種類豊富な食材をシェフがお客様の目の前で調理するブッフェスタイル。
東北海道の四季に彩られた数々のメニュー。
美を追求するシェフが創りだすアートな世界。
その多くの食材を一番おいしい時期に提供。

先ず子供達に食事を選ばせながら料理全体を見ていく。
目立った物としては
シェフが取り分けてくれるタラバガニ・ズワイガニ(しゃぶしゃぶと蒸し)、
北海道名物のジンギスカンを一人鍋風にご自身で焼いて食べるスタイルのもの。
シェフがライブキッチンで焼いてくれるぶ厚い道産牛の鉄板焼きは、
定番のじっくり漬け込み熟成させた味付けとシンプルでやみつきとなる塩だれが用意されている。
茶碗蒸し(雲丹あん)、キンキの煮付け、帆立釜飯などが並べられている。
その他秋のメニューも多く秋鮭や厚岸の牡蠣や山菜キノコを使った料理、
和洋中華ほか、種類も彩りも豊かなメニューであった。
子供達を食べさせながら大人たちは、
肉や蟹や海産物など好きな物を順番に取って来ては賞味していった。
目の前に広がる暮れてゆく森と湖面の風景に目を奪われながら美味しい酒に酔った。

ここで食材大国北海道の道東エリアで有名な食材の説明だが、
毛ガニ
流氷が去る春が旬で網走・紋別等であがる『流氷明け=海明けのカニ』が有名である。
釣きんき
網走であがる北海道を代表する高級魚と呼ばれる魚「きんき」。その中でも、網走漁協所属のキンキ延縄船で漁穫される「釣きんき」は、魚体に傷がつきにくく、船上で氷詰めされるため鮮度も抜群。
厚岸のカキ
冷たい海水温のおかげて年中新鮮な生牡蠣を食べることが可能な日本有数の牡蠣の産地として知られる厚岸。厚岸は栄養豊富な海水と淡水が混ざり合う漁場、特に冬は、海と繋がる厚岸湖全体に氷が張り、その氷の下で養分を蓄え身がふっくらと育成されることで、さらに美味しさが増している。
野付のジャンボホタテ
猟期は12月~5月。別海・野付産のホタテ。特にこの地域のホタテは驚くほどに大きくて、しかも甘い、ジャンボホタテと呼ばれるホタテの産地。北海道東部と国後島を間を通る、狭い海域の根室海峡は栄養豊富な潮が流れ込む場所でこの海が最高品質のホタテを育てている。
摩周そば
神秘の湖、摩周湖屈斜路湖があることで知られる弟子屈(てしかが)町産。道内でも特に寒さが厳しくなる冬は、マイナス20度以下になることもあり、その過酷な気温差と夏の涼しい気候がこの蕎麦を生んでいる。この蕎麦は豊かな香りと鮮やかな色合いが特徴で生産量が少ないことから「幻」とも呼ばれている。
エゾシカ
知床のファームで、捕獲したエゾシカを一定期間牧場で肥育し丁寧に処理をするため、臭みがない良質なエゾシカ肉を味わえる。
ザンギ
今では北海道独特の料理されているが、本来は釧路が鶏肉揚げ「ザンギ」の発祥の地である。
北見の玉ねぎと焼き肉
生産量日本一を誇る玉ねぎの一大産地で寒暖差が大きく、また降水量が少ない場所の為、玉がしっかりまとまり、加熱すると甘みがぐっと増す。また北見地方は北海道の都市で一番人口に占める焼き肉店が多いと言われている焼き肉の街である。
それ以外にジャガイモなどの栽培が盛んな他、漁港として有名な「羅臼」があり、昔から鮭やホッケ、ウニといったおいしい海産物が有名である。

夕食が終わった後、部屋へ戻り今度は「阿寒湖アイヌコタン」へと向かう。
ホテルから歩いていくと道の両側にトーテムポール状の木で彫られた物が並んでいる。
正面には木の柱に止まった大きな木彫りの白いフクロウが目に入って来る。
周辺にある店から「イランカラプテ!」と声を掛けられる。
お店に寄って聞いてみると「イランカラプテ」とは、
アイヌ語で「あなたの心にそっと触れさせていただきます」を意味する挨拶の言葉だそうで慎一も「イランカラプテ」と挨拶をした。

阿寒湖アイヌコタン
「コタン」はアイヌ語で「集落」を意味し、ここは北海道で最大の規模の集落で、前田一歩園財団の3代目園主、前田光子氏が、アイヌの生活を守るため、店や住まいのための土地を無償で提供したことから始まった場所らしい。またアイヌ文化で、大切とされる数字は「6」とのこと。これは(触れ合う・つくる・食べる・受け継ぐ・解き放つ・自然と生きる)の6つの感覚を現わしているらしい。
 先ずはコタンの中央に建つシンボルの白い大きな木彫りのフクロウの建物「オンネチセ」へ入る。
このオンネチセの”オンネ”はアイヌ語で「大きな/完成に近づいた」・”チセ”は「家」を意味し、伝統を守りつつ新たな文化創造を重ねる阿寒湖アイヌのアートミュージアムである。 ここで暮らす人々の手により、この地域で集めたここでしか見られない作品を展示していると説明している。
アイヌが大切にしてきた、自然と共生し、あらゆるものにカムイ(神)が宿るという考え。
阿寒湖アイヌコタンで、かつてその技を研ぎ澄ました達人達による木彫作品の多くが至る所に飾られており、カムイ(神)に、祈りを捧げるためのイクパスイ(お酒を捧げるためのへら)やトゥキ(お酒を入れる漆塗りの椀)やイタ(浅く平たい形状の木製の盆)やその他伝統的な祭具や工芸品、カムイノミ(アイヌの伝統儀式)の光景や一般家庭の囲炉裏のある部屋、アイヌの民族衣装である手作りの伝統的なルウンペ、チンジリが壁に飾られ、交易を通じて手に入れ、受け継いできた宝飾品も飾られていて、阿寒湖アイヌコタンに受け継がれてきた作品が一堂に会している。ここにはアイヌの人々が大切にしてきた、自然と共生し、あらゆるものにカムイ(神)が宿るという考えに沿った物ばかりであった。
 アイヌの人々の当時の生活に思いを馳せながら、次に阿寒湖アイヌシアター〈イコロ〉へと入る。
ここは日本初のアイヌ文化専用屋内劇場で、客席にぐるりと囲まれた円形ステージ、その中央には本物の火が立ち上っている。建物名の「イコロ」はアイヌ語で『宝』と言う意味だと説明されている。このシアターのステージの上では、ずっと昔から語り継がれてきたアイヌの人たちの儀式イオマンテ(熊送り)、収穫への感謝、日常での恋の踊りなど自然への尊敬(イコロ)が目の前で繰り広げられている。これらを見ていて現在世界的に危惧されている自然の脅威に対して自然と敵対する者では無く「自然との共生」が求められると感じた。
 シアターを出て、道の両側に開店している木造りのお店へ顔を出す。
北海道では有名な鮭を咥えた木彫りの熊とか守り神と言われているフクロウの木彫りも見える。子供達は可愛いキタキツネやフクロウの人形を買い、美波は友人の芳賀さん達用に色々なキーホールダーを、慎一はシアターでも演奏されていたムックリと言う『口琴』を買ったが、部屋に戻ってシアターでしていた様に鳴らそうとしたがいくら頑張っても音が出ず、ため息しか出なくて最後には諦めて本の栞にしようと考えた。
 翌朝、子供達がまだ暗いうちに目を覚まし騒ぎ始めたので急いで荷物をまとめて、
ちょうど朝食が始まったばかりのクリスタル館1Fテラスダイニングへ向かう。
このレストランは大きな窓の外に広がる芝生と湖岸の天然木が美しい庭のように見え、その木々の間から阿寒湖の湖面が静かに広がり、まさに「森と湖のリゾート」と言うコンセプトそのままのレストランで、部家の真ん中に設置されたビュッフェテーブルでシェフの作っている姿を見ながら出来立ての色々な料理を取った。
特に人気なのは、
贅沢な海鮮食材を好きなだけ盛って自分で作る唯一無二の「オリジナル海鮮丼」や甘い香りが鼻を擽るふんわりと焼き上げたシェフこだわりの「フレンチトースト」で、
みんな色とりどりの丼とメープルシロップをたっぷりかけたフレンチトーストに舌鼓を打った。