この物語は特殊能力を持つ男子大学生と女子高校生が主人公となっています。この二人は現実のこの世界へ影響を及ぼしている異なる波長の世界に生きる生物(霊魂、悪霊、悪魔など)と戦って解決していきます。
内容的には悲しく切ない場面が多い物語となっています。
時に霊魂の存在を信じていない警視庁迷宮事件係(通称038(おみや)課)の二人の刑事とタッグを組んだり、またある事情からこの刑事二人に知られない様に行動して事件を解決していきます。この物語の主人公は、小生の他の作品である『武闘派なのに、実は超能力探偵の物語』の「妖?行方不明者を探せ」の章に出てきた二人です。
主な登場人物
桐生遼真(きりゅう りょうま)
桐生一族で桐生 翔の従兄弟。20歳。都内有名私立大学3年生。身長178センチ、体重70キロ。淡いダークグレイの眼鏡を掛けており、鼻筋の通った顔で人を惹きつける切れ長の眼で金色の輪郭の暗褐色の瞳を持つ青年。両親が狐派の人間で多くの異能を持つ。霊を霊界へ送る力(金環力)を持つ。
桐生真美(きりゅう まみ)
桐生一族で17歳、都内有名私立女子高校2年生。身長163センチ、長い黒髪をシュシュでまとめている。普段はややブルーがかったレンズの眼鏡をかけており、丸顔に真っ黒の長い髪、やや厚めで真っ赤な唇が目立つ。猫のような丸い眼を持ち銀色の輪郭の深い暗赤色の瞳を持つ女性。両親が狐派の人間で多くの異能を持つ。霊を自縛させる力(銀環力)を持つ。
新宿桐生探偵事務所
桐生翔:所長、遼真の兄貴分、桐生一族の次期頭首候補。
※私の他作品『武闘派なのに、実は超能力探偵の物語』の主人公。
館林百合:翔の許嫁、館林一族のお姫様、現在は探偵事務所事務員。
警視庁38課(迷宮事件係、通称038(おみや)課)刑事
宮尾徳蔵警部:翔と仲の良い都倉警部と同期でたまに一緒に酒を飲んでいる。
小橋光晴刑事:格闘のプロのプロレスラーさえも失神させた経歴を持つ。
尚、この小説は「小説家になろう ミッドナイトノベル」https://syosetu.com/site/about/ でも同じ作者名にて掲載しています。
話の大筋に全く変更はありませんが、18歳未満が閲覧できないため、こちらとは性描写部分を変えています。
<もくじ>
第1章:記憶喪失の男
1.新生活
2.おみや課刑事登場
3.男との対話
4.捜査開始
6.304号室の二人
7.記憶の世界へ1
8.記憶の世界へ2
9.記憶の世界へ3
10.姉妹との戦い1
11.姉妹との戦い2
12.姉弟との戦い3
第2章:いつまでも美しい女
1.多摩湖変死体事件
5.美女の慈善家
9.美真野家の秘密1
10.美真野家の秘密2
11.捜査3
12.捜査4
14.潜入、そして藤原との戦い
15.魔女の悲しみ、神父の罪
16.真の敵との戦い1
17.真の敵との戦い2
第3章:みいつけた
1.公園にて
2.乳児誘拐事件発生
3.子育て
4.捜査1
5.捜査2
6.霊査1 石碑の声
10.和馬と美緒の道行き
11.事件の顛末
第4章:迷い里からの誘い
2.迷い里伝説
10.迷い里、道切村での戦い2
11.迷い里、道切村での戦い3
第5章:真美を救え
1.事件発生
2.遼真、出発する。
3.萩原マリコの物語
4.遼真、真美を発見
9.遼真の後悔
第6章:母と共に
1.遼真と母
2.怪事の始まり
3.深き淵に潜むモノ
4.襲撃
第7章:私の中の誰か
1.遼真の背中へ
2.多摩湖の桜吹雪
3.真美の友人の悩み
4.舞華の悪夢
5.臓器の記憶
6.舞華の笑顔
10.捜査1(友人恵理那)
11.捜査2(上田の情報)
13.霧派桐生紅凛と黒狼の登場
14.霧派始動
第8章:占い死
1.テロ
2.選挙演説
10.捜査5(令和獅子党1)
11.霊査4(令和獅子党2)
12.霊査5(怪死の現場)
14.霊査6(古代日本の歴史)
15.淫獣1
16.淫獣2
17.シシトー神との対話
18.シシトー神との戦い
19.御社の創建
第9章.魔族の蠢動
1.入学
2.
3.
4.
5.
6.
7.